【年の差婚】14歳年下妻が「やかましいオッチャン」と結婚

越知町の新婚さんイメージ画像

※ヘッダーの画像は実在の人物とは異なるイメージ画像です

こんにちは。婚活ナビゲーターのfukuです。今日も男女の営みに詳しいゲストを招いて出会いのヒントを探っていきます。さて今日のゲストは…

こんにちは!私の愛しいハニーたち!
私はマダム・グリッツ。愛の探求を華やかに彩るドラァグクイーンよ。
愛について悩んでいるのかしら?それとも欲求不満?
さあ、スパークル溢れるセッションをスタートしましょう!

愛称でお呼びしてよろしいですか?

もちろん、「グリッツ」でどうかしら?

ありがとうございます、グリッツさん。
さて、今日も人気テレビ番組「新婚さんいらっしゃい!」に登場した新婚さんのエピソードから「出会いのヒント」を探っていきたいとおもいます。

「新婚さんいらっしゃい!」はいつ見ても心が温まるわ。それぞれのカップルがどんな風に出会い、絆を深めてきたのか。そのストーリーは出会いのヒントを探るにはうってつけの教材ね!

今回は高知県越知町の新婚さんです。夫は朝ドラで注目されている高知ゆかりの植物学者「牧野富太郎」を真似たファッションで登場し、さっそく地元自慢のおしゃべりで会場の笑いを誘っていました。妻もニコニコと人柄が良さそうな印象です。
2人の出会いは3年前の合コン現在42歳の夫が39歳、14歳年下の妻が25歳のときの出会いということになります。

朝ドラで注目の牧野富太郎博士を真似たファッションで登場するなんて、きっと地元愛が強いのね。

彼は越知町役場の職員さんなんですね。現在は奥様も役場勤めだそうです。
さて、合コンで対面した二人ですが、彼に対して彼女が抱いた第一印象は「やかましいオッチャン」。全く興味も抱かず、そのままお開きになったそうです。第一印象は良くなかったんですね…。

まあ、それは残念な展開ね。でも「やかましいオッチャン」から彼がどんな魔法を使って14歳も年下の彼女との結婚に至ったのか、とても興味をそそられるわ。

そこなんですよ。
合コンを終えて妻が店を出ると、目の前に日本に数台しかないと言われるイタリアのオープンカー「フィアット・バルケッタ」が停まっていたそうです。車に目がないという妻は、超レアな車を前に「どんな人が乗っているんだろう?」と興味津々。ところが、車から出てきたのはさっきまで一緒だった「やかましいオッチャン」。あまり印象の良くない相手だったけれど、妻は「この人と友達になればバルケッタに乗れるかも」と、連絡先を交換したそうです。

「やかましいおっちゃん」が「フィアット・バルケッタのオーナー」だったなんて、ドラマチックな展開ね!
まずはそれで連絡先を交換できたわけだ。

それがですね、初デートの日、彼女は当然フィアット・バルケッタでのドライブデートだと思って期待していたら、彼はあろうことかママチャリで現れたそうなんです。バルケッタは合コンでハッタリをかますために友人から借りた車だったそうです。さらに、冬だというのにズボンをロールアップして足首を見せる若作りなファッション。

オーマイ、なんてサプライズな展開!なんでそこから結婚になるのかしら…ますます興味が湧いてきたわ!

そうなんですよ。でも、いま一つ彼女の印象の良くない彼ですが、なんだかひょうきんで面白い人ですよね。バルケッタの件も、すぐにバレるごまかしを仕掛けて楽しんでいる気がします。害のない法螺話って面白いじゃないですか。そんな軽妙さのある男性だと思います。

そうね。なんていうか、とぼけた魅力のある人よね。飄々と可笑しみのある伏線を敷いて、回収できなくてもまぁいっか、みたいな。しれっと相手をかついでみたり。そういうひょうきんで、お茶目なところが、彼のチャームポイントよね。
軽妙さとユーモアを持った人って一緒にいると楽しいし、きっと彼女も、彼のそんな性質に居心地の良さを感じたのかもしれないわ。

そうですね。彼は容姿はずんぐりしていますが、陽気な人柄が顔からも体型からも滲み出ています。おそらく彼女も、始めの印象は良くなかったかもしれないけれど、デートは楽しかったのではないでしょうか。彼女は14歳年下の25歳ですし、周囲にちょっといないタイプの大人の男性だったかもしれません。

そうね。容姿なんてそりゃ整っていた方がいいんだろうけど、良くも悪くも慣れちゃうの。符合みたいなもので、識別できればそれでいいの。一緒にいて安心する人がジャガイモみたいな顔をしていれば、ジャガイモに親近感を抱くようになるのよ。例えば美術品だって私はカラフルで綺羅びやかなものに惹かれるけど、地味でいびつな古臭い壺みたいなものを好む人もいるでしょ。

自尊心を周囲に依存するタイプの人ほど、パートナーの容姿や職業にこだわる傾向があるように思います。高級ブランド品を手に入れるような感覚でパートナー探しをしているような。

そういう傾向が強い人も確かに多いわね。でもどうかしら。選ばれる側からすれば、そういう相手とパートナーになるのは遠慮したいところね。心の自立ができていない人と一緒にいるのは消耗するでしょ。

そうですね。互いが心のエネルギーを自分でまかなえていて、相手が弱っているときはお互いに分けてあげられるというのが理想ですね。

そう。生涯を寄り添うパートナーになれるかはそこが大事。相手の容姿や職業に囚われて不幸な結婚をしてしまう人も多いけど、容姿よりも「行動」や「言動」から相手の人間性を感じ取ることね。

さて、話題を新婚さんに戻しますが、ついに彼女のハートに「ボッ」と火が点く瞬間が訪れます。それは地元のイベント「どろめ祭り」の大酒飲み大会でのこと。彼は「オレが盛り上げなきゃ!」と大盃の一升酒をググッと飲み干し、見事優勝を飾ったそうです。その勇姿を見た彼女は、「あっ、好きかも…」と、自分の心の変化を自覚したそうです。

恋愛の着火点って人それぞれだけど、一升を一息に飲み干す男を見てときめくなんて、南国土佐の女性らしくて面白いわね。
役場勤めの彼が「オレが盛り上げなきゃ!」とステージに上ったその心意気、そして優勝という華々しい結末は、彼女の心に深く響いたでしょうね。人の本当の魅力やパーソナリティは、そんなふとした瞬間に垣間見えるものなのね。

日本酒一升を一気飲みなんて、自分だったら急性アルコール中毒死ですね。グリッツさんはどうですか?けっこうイケそうな雰囲気ですが。

あら、イケそうだなんて失礼しちゃうわ!私たちドラァグクイーンは、案外デリケートなのよ。日本酒の一気飲みなんて、そんな荒業は専門外だわ(笑)。

高知の人は酒が強いとよく云われていますが、本当なんですね。それでは今日の新婚さんのエピソードから「出会いのヒント」を抽出して行きたいと思いますが、グリッツさんはどんな点に注目しますか。

今日の新婚さんのエピソードから「出会いのヒント」を抽出するなら、私が注目するのは以下のポイントかしら。

  • 自分らしさを大切にすること:彼が「やかましいオッチャン」という第一印象を超えて、自分のユニークな魅力を発揮したこと。自分らしくいることで、本当に心から共鳴する人との出会いがあり得るわ。
  • 興味を共有する:彼女が車に興味を持ち、良くも悪くもそれが彼との会話のきっかけになったこと。共通の興味があると、話が弾みやすく、自然と親密さが増すのよ。
  • 第一印象にとらわれない:始めの印象は必ずしも全てではないこと。時間をかけて相手を知ることで、隠れた魅力や価値を発見できるのよ。
  • 利他的な行動:どろめ祭りで「オレが盛り上げなきゃ」と彼が見せた行動が、彼女の心に火をつけたわね。他の誰かのために行動できるって、結婚に不可欠な資質だと思うわ。

私の感想ですが、やはり彼には繊細な感受性と経験値、共感力、サービス精神、責任感といったものを感じます。さらにユーモアと会話力。役場の職員なので経済的にも安定感があります。これだけ何でも揃っているのに、39歳まで独身でいたんですね。その魅力に気付いた彼女の価値観が素敵だなと思いました。色々とフィルターが多いと、見えなくなっちゃうんですよね。

そうね、彼には多くの素晴らしい資質があるみたい。人はしばしば先入観によって他人の真の価値を見逃してしまうもの。彼女がそうしたフィルターに囚われずに彼を選んだのは、とても特別なことよ。

「人柄」や「経験値」、「コミュニケーション能力」とかって出会いの場面ではとても大事だけれど、すぐにどうにか出来るものではないので、日々心掛けて自分を成長させていく必要がありますね。

その通り!人を惹きつける人格は一朝一夕に身につくものではないわね。日々の経験と反省、そして積極的な学びから徐々に身につくものよ。
人としての魅力は表面的なものではなく、その人の生き方や考え方、どのように他人と関わっているかに根ざしているわ。人を愛する人が、人から愛されるの。

今回の新婚さんも、出会いのヒントをたくさん提供してくれましたね。グリッツさん、今日はお付き合い頂きありがとうございました!

Fukuちゃん、私も彼らのストーリーから多くのことを学んだわ。心温まるエピソードを共有できて、とても幸せよ!
またいつでも、呼んでちょうだい。さあ、今日も自分らしく輝いてね、ハニーたち!